ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

母の日のお花屋さんとローリング・ストーンズ



今日は母の日ですね。
私の母は他界してもう27年…
母の日ってやはりどこか寂しく、あまり意識しなくなったのは、自分が亡くなった母の年齢を越えてからかもしれない。

 

母の日のカーネーション

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玄関にはお花が生けられ、ダイニング・テーブルにも小さなお花が飾られている…
常にお花がそばにある環境で私は育った。

そんな母を喜ばせようと、子供の頃は弟と一緒によく母の日のカーネーションを買いに行った。
大人になってからは淡い色合いの季節の花に、ちょっとだけカーネーションを加えた感じの花束にして贈っていた。

その頃からお花選びが好きだったし、それを喜んでもらえるのが嬉しかった。

そんな身近なお花カーネーションを、私は今もよく買っている。
特に、白のスプレーカーネーションが大好き。
一輪もののちょっと大きめカーネーションには、ミルクティーみたいない色のものとか、マーブル模様になっているもの、縁取りされたものなど様々なカラーのものがあり、見かけると間違いなく買ってしまう。

すぐ近所に、たぶん供花や仏花を主に扱っていると思われるお花屋さんがあり、状態の良い白のスプレーカーネーションが必ず並んでいる。
他に買いたいお花は見当たらず、それだけで申し訳ないなとは思いながら、よく買いに行っている。
もしかしたらいつも白いカーネーションを買う女として、認識されているかもしれない (;^ω^)

 

可愛いお花屋さん

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東京在住時、住んでいた部屋の近所に、可愛いお花屋さんがオープンした。
友人同士の女性が2人で経営、雰囲気も接客も本当に感じがよく、しかもお花のセンスが素晴らしいのにお値段は押さえ気味…
ただ最寄り駅の店舗内の安いお花屋さんを始め、駅周辺にはいくつかお花屋さんがあったため、なかなかの苦戦ではあったと思う。

普段のお花は安いお店で、特別な時だけそのお店ってお客さんもいたようだ。

お花を買いに行っているうちプライベートでも仲良くなり、ごはんを食べに行ったり、一緒にライヴに行ったり、ドライヴがてら配達について行ったこともあった。

2人だけできりもりしているお店は、母の日の忙しさにてんてこ舞い。
かと言って、その2,3日のみアルバイトを雇うのも難しそう…

「土日、梱包だけでもお手伝いしようか?もちろん無償でね」と切り出してみた。
そして何年かの間、母の日のお手伝いとしてお花屋さんの仕事をちょっとだけ経験させてもらうことに。

素人なのでもちろんお花は扱えないけれど、発送するものの梱包、2人の手がふさがっている時にお客さんの注文を聞き伝えたり、質問に答えたり…
好きなお花に囲まれて、私のお花屋さんもどきはとても楽しかった。

母の日当日の仕事が終わったら、お給料代わりにと好きなお花を持たせてくれ、私の部屋の母の写真に供えさせてもらった。

そのお店は都合で7,8年だったかなぁ、それくらいで閉めてしまうこととなり本当に残念だったけど、私の東京での楽しかった思い出の1つとして忘れられない。

 

ローリング・ストーンズ公演


彼女と一緒に、98年の東京ドームでのストーンズのライヴに行った。
毎回、これで見納めかと思っていたけど、いやいやストーンズはまだまだ…
その後、2006年の札幌ドームでも観る機会が訪れた。

yuraneco.com

 

彼女は自分たちのお花屋さんをオープンする前、もちろんお花の仕事をしていて、何と初来日時のストーンズメンバーが宿泊した部屋に、お花を生けた経験を持っていた。

ミックにはトレーニング部屋が別に用意されていて、そこにはたくさんのマシーンが並んでいたんだそう (๑>◡<๑)
ツアー中でもトレーニングを欠かさないストイックさが、ミックの当時も(現在も)変わらない体型を維持しているのね~♪

ストーンズは私が小学生の時、ヒデキがコンサートで歌っていた「悲しみのアンジー」が出会いとなり、リアルタイムで聴くようになったのは77年のアルバム「ラブ・ユー・ライブ」。
でも「ラブ・ユー・ライブ」のカッコよさがわかったのはもう少し後、高校生になってからだと思う。

翌78年、アルバム「女たち」から「ミス・ユー」がヒットし、それは中学生の私にもわかりやすかった。
ロッドの「アイム・セクシー」やキッスの「ラビン・ユー・ベイビー」とか、ディスコアレンジが流行った時代だ。

ストーンズの曲は数が膨大なので、好きな曲もわりと時期により変わったりもする。
「愚か者の涙」は当時聴いていたわけではないはずなのに、小学生の頃のことがふわっと浮かんできて自分でも不思議。


www.youtube.com

 

母はチャーリー・ワッツと同じ年齢、健在だったら今年80歳!
どんなおばあちゃんになっただろう…
自分の親ながら可愛らしい人だったので、そのまま少女チックなおばあちゃんになったような気がする。

お読みいただきありがとうございました。


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