ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

西岡公園でホタルを見てきました



気づくともう8月です。

さっぱり暑くならず、夜になると寒いくらいの日もあったり…

今年は夏がないのかしらとあきらめモードでしたが、ここ2,3日でやっと夏らしい気温になりました。

昨日は、今シーズン初の31℃超え♪

もしかしたらこの1日で終わってしまうかもしれない真夏日の夜、ホタルを見に行ってきました。

西岡公園の水源地
公園内にある西岡水源池と呼ばれる貯水池

西岡水源地は明治時代に大日本帝国陸軍の軍用水道として利用されたのが始まり。
水と緑に恵まれ多様な動植物が生息、バードウォッチングや自然観察には、うってつけの自然豊かな公園です。

(他にも一応写真は撮ったのですが、日没前の微妙な時間だったため写真が今ひとつ…)

以降は札幌観光協会さんからお借りした写真となります。

取水塔

取水塔です。
遠くから見るちょっとムーミンのおうちのように見えました~♪


ホタルの生息地

こちらがホタルの生息地

スマホでホタルの写真は撮れませんので、最初からあきらめていましたが…

暗くなる前に右手の案内板を撮ろうとした時、霊感の強い友人だけは何度押しても写せず、ブレた光のようなものしか写らない (;・∀・) という現象が起きました。

ちゃんと撮れたコもいましたが、私は撮るのをやめておきます…。

実はこの西岡公園、札幌では有数の心霊スポットでもある場所なのです。

水面から無数の手が伸びてくるのを見た、声が聞こえる、人が追いかけてくるなど…

色々な噂があります。

おさめるためのお地蔵様も祀ってあるようです。

そして、ヒグマが出没し閉鎖された年も過去にありました。

ホタルに心霊、熊まで出る西岡公園ですが、昨日は小さな子供を連れた家族連れで賑わっていましたよ。

子供たちは、みんな大きな虫とり網やプラケースを持っており、クワガタを狙っているみたい。

見つけられたかな ^ ^

札幌でのホタルの見頃は7月中旬とのこと。

少し遅かったのか、ちらちら光るのを目をこらして見つけるって感じで、ちょっと淋しい感じのホタル観賞ではありました。

でも、私の記憶では夜にホタルを見に行ったのは初めてのこと、楽しい時間を過ごすことができました。

 



西岡公園に生息するホタルはヘイケボタルです。

動画のように黄緑色の光を放っていました。

メスは葉などにとまり、ゆっくりと光ってオスに居場所を教えます。

オスはふわふわ飛んでメスを探し、その明滅のスピードは速いです。

オスとメスで光り方が違うことも初めて知りました。

メスは約500個の卵を産みますが、卵も青白い光を放ちます。

卵は約1ヵ月で孵化し、幼虫で越冬(約10ヵ月)、5~6月頃に岸に上がって土のなかでサナギになります(約1ヵ月)。

その後、6月から7月頃にかけて脱皮し成虫になるのです。

成虫になってからの寿命は2週間程度。

1年かけて卵から成虫になり、たったの2週間で生命を終えるのですね…

夏の風物詩ホタルのやわらかい光は、幻のように儚くキレイ。

見ることができよかったです。

西岡公園は、紅葉が美しい秋に訪れるのもまた良いかと ^ ^

秋の西岡公園

秋の西岡公園、気が早いですね ^^;

札幌はお盆を過ぎるとすぐに涼しくなってしまいます。

一瞬の夏からあっという間に秋へ、そして長~い冬へ…

暑いのが好きなユラは考えるだけでイヤになります。

昨日、横浜の友人と電話でおしゃべりしたのですが、関東も今年はあまり暑くないよう…

でも、9月10月と寒くない日がまだまだずっと続くのが、本当に羨ましい。

電話を切った後、しばし東京(横浜でもいい)へ戻り住む自分を妄想…(*-ω-)。o○


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