ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

お気に入りのTシャツとパステルズ



今週のお題「夏うた」

先月書いた記事がちょうどそんな感じでした ^ ^

yuraneco.com

 
なので、1つ前のお題「お気に入りのTシャツ」について書きます。

あまり着ないで大事にしているTシャツがあります。

1枚で着るにはちょっと生地が薄いかな…
そしてすぐ毛玉ができる (;^ω^)

でも、大切なTシャツなのです。

pastelsのTシャツ


もう20年近く前になりますが、イギリス旅行に行ったことがあります。

南から北へ移動し、憧れのスコットランド・グラスゴーへ。

私はグラスゴーの音楽シーンが好きで、自分の中ではグラスゴー行きがメイン・イベントになっていました。

そんな好きなバンドの1つにパステルズがあります。

the pastels

The Pastels パステルズ

1981年にフロントマンのスティーヴン・パステルを中心にグラスゴーで結成、翌年Whaam!レーベルからシングル"Songs for Children"でデビュー。その後は様々なレーベルから年に1,2枚ずつシングルを出すなどマイペースな活動を続けるインディー・ポップ・バンド。

当時、スティーブンはJohn Smith'sという本屋さんの2階にあったレコード店で働いていました。

“いたらいいなぁ~”くらいの気持ちで訪ねてみたところ、何とご本人いらっしゃいましたー♪

友人が「彼女は東京でバンドを組み、ギターを弾いているんだよ」と伝えたところ、スティーブンは「音源はあるの?聴かせて」って言ってくれた (゚∀゚) のですが、そこまでのことを考えておらず、残念ながら持っていませんでした。

もし持っていて渡すことができ、万が一スティーブンが気に入ってくれたりなんかしたら~などと、その時は地団駄を踏みましたが後の祭りです。

で、店内にあったパステルズのTシャツを購入、CDはすべて持っているので(あざとく報告、ありがとうと言われた)TシャツにPlease sign♪とお願いしたところ、彼は何とTシャツの首元についているタグに書いてくれました (;^ω^)

色がネイビーだったため、黒のサインペンじゃ見えないと思ったのでしょうか…
ホワイトのペンを用意するべきでした!

いやーやっぱCDに、Please sign♪とお願いするべきところでした(¯―¯٥)
CDの1枚でもあらたに購入するべきだったのです。

帰国する前にもう1度お店に寄りましたが、スティーブンの姿はありませんでした。

もうサインはあきらめ、結局パステルズの12インチアルバム(レコード)を購入するというオチつきです。

こんな20年もたって、未だに思い出し後悔する自分がイヤ…。

Tシャツのタグは切り取り大事にしまっていたけれど、経年変化で文字が薄くなってしまい、ただのタグになってしまいました。

 …という苦い思い出のTシャツだったりします。

 


the pastels - thank you for being you [1993, paperhouse records - PAPER 023]

Truckload of Troubles: 1986-1993

Truckload of Troubles: 1986-1993

  • アーティスト:Pastels
  • 発売日: 1993/09/28
  • メディア: CD
 

演奏はゆるゆる下手っぴ、でもこのほんわかした温かい独特の空気感がイイのです。

サビのシンプルな歌詞にもキュンとする大好きな曲。

 


04 - The Pastels - Crawl Babies

Up for a Bit With the Pastels by Pastels

Up for a Bit With the Pastels by Pastels

  • アーティスト:Pastels
  • 発売日: 1997/08/05
  • メディア: CD
 

1987年発売の1stアルバムから。

グラスゴーの音楽シーンでの中心人物であるスティーヴン。

ティーンエイジ・ファンクラブもヴァセリンズもベルセバも、みんな彼との交流から生まれてきたのです。

 


The Pastels - Check My Heart (Official Video)

16年ぶりに発売されたパステルズの新譜、もう7年前だけど (;^ω^)
それくらい寡作なバンド。

いつもいつでも自分たちのペースで音楽を作り続け、そのパステルズらしさはぶれることがありません。

パステルズの曲からは、私の大好きなグラスゴーが穏やかにあふれてくるのです。


当時勤めていた会社をやめてのイギリス旅行だったため、いっそのことグラスゴーに住んでしまおう!と本気で考え、色々調べていた時期があったことも、またいい思い出なのかな。

いやでも、どちらかというとあまり思い出したくないような気分になるのも事実。

生きている間に、もう1度だけでいいから訪れてみたい…

でも現実的には難しいし、行ける気がしない。

生まれ変わるなら絶対イギリスに٩(ˊᗜˋ*)و と妄想し、お茶を濁して自分をごまかします。

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