今日は立秋。
昨日までの蒸し暑さは去り、いきなり過ごしやすく、私には涼しすぎるくらいで。
片手にもあまるくらいの夏日、もう終わってしまうのか?( ;∀;)
関東から西日本ではこれからが本番?
猛暑日となり、熱中症なども発生しているよう…
マスク着用が本当に辛そうで、できることなら涼しさおすそ分けしたいくらいです。
そして、函館や根室など一部をのぞき、北海道は今日8月7日が七夕。
北海道の七夕には「ローソクもらい」という慣習があります。
夕方から夜にかけて、浴衣を着た子供たちがローソク(とお菓子)をもらいに各家庭を訪れるのです。
私も子供の頃、何度か行った記憶があります。
浴衣を着て、提灯を持って
♪ローソクだーせだーせーよ だーさーないとひっかくぞー おまけにかっちゃくぞー
と戸口の前で歌います。
すると住人が出てきてくれ、小さなローソクと一緒にお菓子をくれます。
実家でも、母や祖母が子供たちに配るお菓子を用意していましたよ ^ ^
ほとんどハロウィンです (;^ω^)
ハロウィンが一般的になった時、七夕みたいだなぁ…って思ったくらい。
*かっちゃく=ひっかくの意味
子供時代、2年ちょっと函館に住んでいたことがあります。
函館での七夕は7月7日です。
そして、ローソクもらいの歌も違います。
♪竹に短冊七夕まつり 大いに祝おう ローソク一本ちょうだいな
札幌では、このように各家庭をまわるという形は、現在では見られないようなのですが、函館には残っているよう。
「コロナで自粛」のニュースが新聞に載っていました。
北海道内、特に函館には他都市と違う珍しい習慣があります。
七夕とお盆がセットになり、7月に実施されているのです。
明治5年、旧暦が新暦に改められた際、全国の大半はお盆が7月から8月(旧暦を新暦に直すとほぼ8月20日前後)に移ります。
函館も同様に8月に移りましたが、8月の最大のイベントである「函館八幡宮」の夏まつりと時期が重なるため、同時実施は不可能。
また、お正月が新暦なのにお盆が旧暦ではおかしいと市内の各寺院が協議、大正6年からは7月に実施とすることで各檀家に通達、現在に至っているようです。
大人になってからの七夕といえば、阿佐ヶ谷の七夕まつり。
人混みと暑さで、途中でギブアップすること多かったけれど、懐かしい思い出 ^ ^
さてさて今日の七夕ですが、空はどんよりと雲がかかっているため、織姫と彦星が会うのは残念ながら無理そうです。