ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

今さらながらの『ファイト・クラブ』



札幌も桜が満開を迎えウキウキのはずが、ちょっと公私共に忙しかったり、面倒なことになっていたりで落ち着かず…
見に行く機会を逃しているうちに、連日の風の強さもありすでに散りそうだ。
今週末からGW、例年より早めの桜開花だったこともあり、日にちの感覚が何となくおかしくなっている。

 

コタの認知症その後


先日、ネットニュースでたまたま目にした認知症になりやすい意外なクスリを実名公開する!の文字…
その中に、処方されているクスリが含まれており、サスガにドキッとした、よりによって…って気分。

gendai.ismedia.jp


親族に認知症を発症した者もいないため、あまり考えたことなかったけれど、こんなに堂々と取り上げられているリスクはできれば避けたいもの。
いい機会なので断薬することにした。
いきなりやめるのは避けた方がいいため、4週間かけてゆっくりと…。

認知症といえば、最近コタの症状がちょっとだけ強くなっている。
4時頃と7時頃に激しく鳴き、何度もベットを出たり入ったり落ち着かない。
できればもうひと眠りしてもらいたいので、私が起きるタイミングも計りたいところ。
今日はタイミング悪く一緒に起きてしまい、鳴く鳴く、可哀想なくらい鳴き続ける。
そうすると喉も渇くでしょう、水をガブ飲み、その後リリースしてしまった (T_T)


猫動画は見ない、特に可哀想系は絶対見ないのだけど、やはり気になり見てしまった認知症の猫さんの動画…
その様子はコタとは全く別物だった。
語弊あるかもですが、その14歳の猫さんの10倍くらいコタはしっかりしている。

人間の認知症とおんなじ、症状には波があるもの。
今はその波がやや高めなだけ。

「遠吠え?」って友人に言われたけど違います、あくびコタちゃんです(ΦωΦ)

 

 

映画『ファイト・クラブ』


『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』など、どれも面白いデヴィッド・フィンチャー作品。
殴り合いの流血シーンがちょっとダメかも…と思い、ずっと避けていた『ファイト・クラブ』を今さらながら観た。

1999年制作 アメリカ
監督 デヴィッド・フィンチャー

心の中に問題を抱えるエグゼクティブ青年ジャックはタイラーと名乗る男と知り合う。ふとしたことからタイラーとジャックが殴り合いを始めると、そこには多くの見物人が。その後、タイラーは酒場の地下でファイト・クラブなる拳闘の秘密集会を仕切ることに。たくさんの男たちがスリルを求めて集まるようになるが、やがてそのクラブは恐るべきテロ集団へと変貌していく……。(映画.comより抜粋)

最近、こういう混沌とした内容の映画を観ていなかったのだけど、時々観た方がいいなー、20年くらい若返る感覚。
ブラピがカッコいいとかそういう意味ではなく、ぬるま湯ばかりに浸かっていられない感じというのか…
歳を重ねることにより麻痺してしまった閉塞感や危機感を、映画で思い出すことにも意味があると思う。

それにしても90年代、ブラピは人気があった。
電車内がすべて、ブラピの広告で埋め尽くされた車両もあったくらいに。
私はキアヌやユアンの方が断然好きだったけど。

度々出てくるファイトシーンは観ているうちに慣れてきた、それもまたどうかと思いながら…
でも、コンビニの雇われ店長を殴り続けるシーンなど、目を覆うシーンもやっぱあるのだけど、そんな暴力シーンの中にもちゃんと言葉でメッセージを残していてハッとさせられる。
なぜ『ファイト・クラブ』だけをこんなに避けていたのだろう、他作品は全部観ているのに。
間違いなくもっと早く観ておけばよかった作品だった。

 

今日の1曲


『ファイト・クラブ』最後のシーン、爆破された高層ビルが次々と崩壊していく様子を、主人公「僕」とマーラが手をつなぎ眺めている。
流れる曲はピクシーズの ♪Where Is My Mind?
いきなり崩れ落ちるようなイントロ、ギターのリフ…
画面ではビルが崩れ続けているんだけど、この選曲のセンスに脱帽した。
シュールで(って言葉あまり聞かなくなったなー)、ちょっと笑ってしまったくらいこのラストは最高だ。

 


www.youtube.com

 

なんだか逞しいキムは大好きなんだけど、ピクシーズって音だけの方がよりカッコいい のよねー (๑>◡<๑)
ご丁寧に和訳してくれてる動画があったので、ライヴではなくこちらで。
以前もやっぱ音源だけの動画を貼ったような気が…
でも、ピクシーズは大好きなのです。

 

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