ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

白鳥の湖ハッピーエンドとバッドエンド



連日のプラス気温のおかげで雪解けが進み、ずいぶんと春めいてきました。
屋根から落ちる雪がBSアンテナへぶつかることもなくなり、3ヵ月ぶりでアンテナの角度や向きを調整、受信できるようにしました。
これでバッチリ、またBS放送を観ることができます ^ ^
25日のプロ野球開幕、ペイペイドームでのファイターズVSソフトバンク戦を、21日に新しく開局するBSよしもとが生放送することも決定!
ちなみに有料のBSチャンネルではなく、視聴環境があれば誰でも観ることのできるBS放送です。
タイガース戦じゃなくていいの?と思いながらも新庄に乗っかった方が美味しいかー

news.yahoo.co.jp

 

 

オンラインでバレエ公演「白鳥の湖」を鑑賞


先月、札幌でバレエ「白鳥の湖」の公演が開催された。
北海道ゆかりのバレエダンサーを中心に集められたキャスト、私が習っているバレエの先生も出演されることに気づいた時には、すでにチケットは完売…
残念ながら観に行くことはできなかった。
その公演が期間限定でオンライン配信されることになりチケットを購入、何回か繰り返し観ています。

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みんな大好きonちゃん ^ ^
コタも好きなんだよねー

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目覚めたらonちゃんが…

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あれっ、コタ目をそらしてる?

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onちゃんからちょっと離れたみたい (;^ω^)

白鳥たちが悲しげに踊るシーン、腕の動きは本当に白鳥が羽ばたいているようだし、踊りが揃うとまるで白鳥の群れのように美しく…
4羽の白鳥たちの踊りは、バレエ好きじゃなくてもたぶん知っているほど有名。
そんな白鳥たちのシーンばかりが印象に残っていたのだけど、しっかり観てみるとそれだけではなく、むしろ舞踏会のシーンから目が離せない。
道化役のダンサーのジャンプの高さとか、ゲスト役の表現力の豊かさ、衣装の豪華さなど…
こうして何度も観ていると、主役以外で惹きつけられるダンサーも見つかる楽しさがあったりする。

 

小学生の時に観た「白鳥の湖」


「白鳥の湖」を全幕鑑賞したのって実は小学生の時以来のこと。
札幌で海外のバレエ団による公演が行われ、母と一緒に観に行った。
ボリショイバレエ団だったようなロイヤル・バレエ団だったような…
本物の芸術に触れさせてくれた母には感謝、でもよくわかっていない小学生、どこのバレエ団だったのかは全く思い出せない (;^ω^)
ただチケット料金はうっすら覚えていて、 45年近く前で8,000円くらい (+_+)
バレエ教室の生徒割引のようなものがあってのこの料金なので、子供心に目が飛び出る思い。
毎年行っていたヒデキのコンサート何回分だろう…とかちょっと思うしっかりした子供だった私。

でもクラシック音楽って突然音が大きくなる感じがものすごく怖かったし、オディールに愛を誓った後、雷と共にオデットの姿が暗闇に浮かぶ演出も怖かった。
その印象が植えつけられていて、白鳥の湖のいちばん有名な曲も自分の中では何だか恐いものという位置づけになっていた。

そういえば当時は、オデットとオディールというより白鳥と黒鳥って呼んでいた気がするのだけど、パンフレットのどこにもそのようなことは書かれていなかった。
私はこの頃からヒール好きで、主役のオデット(白鳥)よりオディール(黒鳥)に心を奪われ、黒鳥を踊るバレリーナの方が上手くカッコいいなーと感じていた、同じ人が二役踊っていたような気もするのだけど…。

 

ハッピーエンドとバッドエンド


この公演を観て不思議に思うことがあった。
物語の結末がバッドエンドだったのだ。
私が小学生の時に観た「白鳥の湖」は、王子とオデットの愛の強さによりロットバルト(悪魔)の力が弱まりついに滅び、2人は結ばれるという結末だったし、それがバレエでの「白鳥の湖」の物語だと思っていた。

というのも小学生の時に読んだ外国短編集みたいな感じの書籍の中に「白鳥の湖」が収録されており、本来の結末は王子がオディールに愛を誓ってしまったため、もう魔法は解かれることなく2人は結ばれないため、オデットは湖に身を投げ、王子も後を追うという…
バレエで知ってる「白鳥の湖」とは違う結末に驚き、ものすごく暗い気持ちになったことをはっきり覚えていたからだ。

調べてみると、バレエではハッピーエンドとバッドエンド両方の終わり方があるようで、ロシアバレエやそれに影響を受けている日本のバレエでは、ハッピーエンドの終わり方が多いそうだ。

 

キエフ・バレエを応援したい


オンライン公演を観る前から、YoutubeにUPされていたキエフ・バレエ団による「白鳥の湖」全幕公開動画が気になっていた。
全体のトーンが淡く優しい色合い、繊細な衣装の美しさに加え、手足の長さと顔の美しさ、王子がエレガントで…キレイ  (๑>◡<๑)
これ言ってしまうと元も子もないのだけど、キレイなものはキレイなので仕方がない。(余談ですが、ロットバルトは札幌公演で踊った輪島拓也さんの方がカッコいいかも)

キエフ・バレエ団による「白鳥の湖」全幕公演、2時間超えの動画が無料で公開されているなんて信じられません。
ちなみにこちらの公演の結末はハッピーエンド。


www.youtube.com


UPされている動画は2021-22年冬シーズンの来日公演が叶わなかったため、日本のファンへ向けて2022年1月27日に現地ウクライナで収録されたばかりの最新映像とのこと。
こんなにステキなバレエ動画、寄付を募るべき!と思っていたら開始されました。

www.koransha.com

バレエの世界ではロシアもウクライナも関係なく、同じ舞台に立ち踊っています。
現地ウクライナのダンサーをはじめ、すべての人に1日でも早く平和が戻ることを願っています。

 

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