かかりつけだった歯科医院で奥歯にブリッジを装着後、口内の違和感に不快感、頬の内側の痺れや味覚障害などが出現、慣れてくると言われ(自分でもそうなのかなと思い)様子を見ていたけれど、慣れるどころかどんどんひどくなっていき、生活に支障をきたすレベルに…
そこで大学病院の口腔内科を受診する運びになり、気づくともうすぐ4年。
あらゆる検査を受けても異常なし
最初にまず自分では金属アレルギーを疑ったのだけど、口内にはブリッジの金属以外にもいくつか金属の詰め物が存在するため、このブリッジ部分周辺だけの不快症状(他は全く大丈夫)で金属アレルギーが原因とは考えにくい…
そして、金属アレルギーの場合は口内以外にも皮膚症状が出る、そもそも私の訴える不快症状は金属アレルギーからくる症状とは異なるなどの理由により、なぜか却下され続けた現実がある。
口腔内科での治療は、まずは考えられる項目を1つづつ潰していくことから始まった。
血液検査で体内の鉄や亜鉛の量を調べ亜鉛製剤を服用…効果なし
舌で真菌の培養検査…陰性で問題なし
脳外科で三叉神経の検査…問題なし
疑われる項目すべてにおいて異常なしの結果だった。
口腔内異常感症という病気
口腔内診査でも器質的異常がないことから原因治療となり、心理テストを行ったり短い日記のようなものを書かされたり…
心因性のものだと診断されショックだったのと同時になぜ?心あたりがない!
受け入れるのにけっこう時間がかかった。
先生は心因性=メンタルとかストレスとか直接的なものではなく、脳の誤作動によって起こるものと説明され、やんわりと抗うつ剤を勧めてきた。
口腔内異常感症の治療は、精神療法と投薬治療しか方法はないらしい…。
それでもし軽減されるのならと投薬を受け入れ、2年半ほど色々な種類の抗うつ剤で治療を続けたけれど、ほとんど改善は見られなかった。
薬が体質に合わずひどい副作用が出たり、いきなり5kgも太ったり(薬を変えたら戻った)、何だかいいことは1つもなかったため、今年に入り投薬治療はやめた。
もう持病のように受け入れるしかないのかもとあきらめ、毎月の通院を3ヵ月に1度にした。
あきらめるというのはある意味正解らしく、うまく付き合っていくという意味合い。
それで具体的な治療を終了し、3ヵ月に1度の歯の定期検診のついでに状況報告という現状だ。
北海道大学のサイトより、この病院の説明がわかりやすかったりする (;^ω^)
でも、自律神経失調症なのか?
ノンメタル治療が頭をよぎる
実は何度か先生に聞いてみたことはあるのだけど、私の症状がそれで変わるとはあまり思えないと言われている。
思えば口腔内科に通う前、ブリッジを作ってくれた先生(何年もお世話になっていた歯科の)は、インプラントはお金もかかることだし、何か問題はないかとの懸念から大学病院に紹介状を書いてくださった。
お金をかけてインプラントにしても、もし症状が改善されなかったら元も子もないという懸念…。
経済的にゆとりがあったら、さっさとダメ元でもインプラントにする方法を取れたのだけど、残念ながら小市民なので勇気がいる。
コタのためのお金は使えても、自分のためにはなかなか難しい (;^ω^)
でもここにきて、改善されないかもしれなくても試してみたい…
という気持ちになってくるほど症状が辛く、もう余生だから(大袈裟だけど実際そう思っている)と受け入れようとしていたのが、何だか我慢できなくなってきた。
そのことを先生に伝えると、金属アレルギー検査のパッチテストを初めて打診された、あんなに違うと言っていたのに (+_+)
で、今週月曜から検査が始まった。
パッチテストとは試薬の付いたテープを背中に2日間貼り、2日後それをはがし、除去後、皮膚に現れた反応を2日目、3日目、7日目の3回を判定する方法だ。
今日は3日目、昨日からすでに痒かったけど、今日はさらに痒さも増し…
ニッケルの陽性反応が出た。
だから最初から金属アレルギーがあること伝えてるでしょうに~って感じ。
7日目までに他の反応もないかを確認後、アレルゲン特定をしていく流れになるのかな、まだ説明は受けていないけど。
…という感じで今、とにかく背中が痒いのです (⋟﹏⋞)
そうそう診察後、病院内にあるサーティーワンで期間限定のピスタチオチョコ発見!
ピスタチオ大好きなので思わず購入 ^ ^
チョコ強すぎでピスタチオの味が今ひとつ弱く残念な感じ (T_T)
甘いものやしょっぱいものなど味の濃いもの、食べてる最中はまだいいけれど、その後お口の中は何とも言えない味に占領され、それがずっと続く(味覚の異常)。
今では一応慣れて、それでもやはり食べたかったりするけれど、一時は一切食べられなくなり、野菜や豆腐など味の薄いものしか受けつけなかった時期もあった。
とりあえずはまだあきらめないで改善に向け模索します。