はてな20周年とのこと…で、20年前に思いを馳せる。
インターネットはダイヤルアップ接続に代わり、常時接続のADSLやISDNが大きく普及し始めたのもこの頃だったと思う。
WIFI接続があたりまえとなった現在、この20年間の進歩って凄まじい!
そして、自分が20歳年を取ったことにもただただ驚くばかりだ。
ダイヤルアップ接続で「テレホーダイ」の時間を心待ち
インターネットを使うには、ダイヤルアップでの接続が当たりまえだった時代…
私がインターネットに出会った25年前は、電話とネットを同時に使うことはできなかった。
当時は接続時間による従量課金のみ、電話をかけるような感覚でインターネットへ接続、さっさとメールやサイト閲覧などを済ませ、接続を切るという流れだった。
そうしないと接続時間ごとに料金が発生するのだ。
その後、画期的な「テレホーダイ」というサービスが登場!
23時~朝8時まで一定料金でつなぎ放題となるこのサービスに、み~んな飛びついた(私の周辺では)。
結果、全国的にその時間帯にアクセスは集中するわけで、急いで接続しないと繋がらないことがあったり、繋がってもやたら重く、ほぼ使えない時間があったり…
特に金曜の夜は最悪だったわー
「ピッポッパッポ」というダイヤル音が聞こえた後、「ピィィィィィィィーーゴォォォォォォォ」という音が鳴り響き、インターネットへの扉が開かれる。
そう、これこれっ!この音懐かしい ( ´ー`).。oO
20年前、うちはまだADSLにしていなかった記憶。
仕事で毎日ネットは使っていたし、家ではメールチェックをするくらいだったため、テレホーダイで十分、常時接続はまだいいやと考えていた。
チャットで落ちまくる
その頃、ネットでよく使っていたのがチャットだ。
当時組んでいたバンドのメンバーは、私以外が神奈川住みだったため、週に1度のスタジオ練習以外では会うことができず、チャットで時々ミーティングをした。
それがとにかくかたまる落ちる、なぜかMacを使っていた私だけがよく落ちていた。
昔はMacだと使えないサイトがあったり、文字化けを起こすことがあったり…
Windows中心に色々なことが動いていた。
1回のミーティングに何度も繋ぎ直すことがあり、全然話が進まない (;^ω^)
でも、マジメに取り組んでたな~私たち…。
買い物していてかたまり進めない
2000年のアマゾンジャパン設立時、当初は本しか扱いがなかった。
翌年、音楽ストアもオープンしたけれど品揃えは薄く、ほとんどすべての曲を試聴することができたアメリカのアマゾンで、私は輸入盤CDを探しよく買っていた、とにかく安かった。
全く知らないバンドの曲を試聴し、好みのものを発掘するのはとても楽しかったけれど、今思うと英語もほとんどわからず、果たして無事送付されるのかも怪しく…
そんな賭けのような状況で、何度もかたまりながらもよく買い物していたなと、我ながら感心する。
若いって怖いもの知らず ^ ^
私は、注文したものが届かなかったことはなかったけれど、大量に購入していたメンバーはたまにそういうこともあったらしい。
今ではサブスク専門になり、CDそのものを購入することがほぼなくなってしまった。
そして私が、楽しかったけれどちまちまと曲を吟味していたその作業を、SPOTIFYは一瞬にしてやってくれる。
便利すぎてありがたみが薄れるような世界だ。
インターネットがなければ(SPOTIFYがなければ)、今となってはリアル音楽友達も音楽雑誌も縁のない私が、自分のまだ知らない音楽を探し続けることは難しくなってしまう。
数少ない音楽ブログや愛読しているブログを読むことができるのも、インターネットのおかげだ。
25年間変わらない必需品って、考えてみたらインターネットくらいなのかもしれないな、ちょっとさびしいけどね。
今日の1曲
ペイヴメントもヨ・ラ・テンゴも影響を受けたニュージーランドのバンド The Clean
の20年前の曲。
夏はこんなゆるゆる~っとした曲を聴き続けていたい…
さきほど書いたバンドでは、こういう路線のバンドの好き嫌いが真っ二つに分かれていた。
私は大好き派 ♪(゚∀゚*)
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」