ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

「深掘隆介展 水面のゆらぎの中へ」を観てきました



朝方、コタがかなり久しぶりに発作起こしそうな激しい鳴き方をしたかと思うとケポ、そして座椅子の上にオシッコ (;^ω^)
う~んどうしたのかな?
昨日から洗濯物を外干しできるくらいの快晴、高気温となっているため汚れたモノを朝から洗濯!
タオルケット以外はほぼほぼ乾いてくれて、今がもう11月の後半だなんて信じられない。
ホントこのまま雪降らなきゃいいんだけどなぁ。

 

 

数年ぶりに芸術の森美術館へ


何としても観に行きたかった芸術の森美術館で開催されている展示「深掘隆介展 水面のゆらぎの中へ」へやっと行ってきた。
芸術の森美術館は市内中心部から離れたその名の通り森の中にある。
美術館の他にも工房や工芸館、野外美術館や有島武郎旧邸などもあり、自然を満喫しながら色々な楽しみ方のできる場所だ。

交通機関を使うと地下鉄からバスに乗り継ぎ、しかもバスの本数はそれほど多くはなくやや不便…
ついあきらめてしまうこともけっこうある。
でも行ってみるととても気持ちの良い場所で、またすぐにでも行きたくなる。
ずいぶん前に藤城清治さんの展示を観に行った時も、会期中に2度足を運んだのだけど、今回ももう1度行きたいような気持ちになっている。
展示内容の素晴らしさはもちろんのこと、とても心惹かれる場所なのです。

 

深掘隆介さんと金魚


深掘隆介さんは金魚に魅せられ、創作を続ける美術作家。
透明樹脂にアクリル絵の具で何層にも重ねて描く「2.5Dペインティング」とも称される斬新な技法により、立体感のある金魚を作り出してきました。
その作品の中に描かれている金魚たちは、実際に生きてまるで泳いでいるかのような迫真性に驚かされます。

金魚救い
ある日、「ああ、もう美術なんてやめてしまおう。」と思った。
自室で寝転がった時、ベッドの横にあった小さな水槽が目にとまった。
そこには七年前夏祭りですくってきた金魚が一匹いた。
名前はキンピン(メス)
たいして可愛がりもせず、粗末に扱ってきたため、水も汚れてフンまみれ、
しかし彼女は生き続け、20cm以上になっていた。
僕は、水槽の蓋を開け、彼女を上から見てみた。
そのとき、僕の背筋がゾクゾクっとした。
汚れた水の中で、赤く光る彼女の背中は、怪しく、そして最高に美しかった。
「この子がきっと僕を救ってくれる」
そう信じて、赤い絵の具を取り出し、彼女をモデルに筆を走らせた。
楽しい!楽しい!楽しい!
そしてあっという間に金魚の大群が生まれた。(これだ!)
僕の探していた答えが、ヨーロッパでもなく、アメリカでもなく
まさに、この部屋にあった。
僕は、この日の出来事を「金魚救い」と呼んで大切にしている。

(深堀隆介ホームページ 金魚養画場 https://goldfishing.info/reflections/ より)

 

もう~、いつまでも見ていられるくらい可愛い金魚たち…
深掘さんは実際に14個の水槽で金魚を育てているそうだ。

死んでしまった金魚たちの名前、飼った場所や値段、死因、状態などを金魚の絵と一緒に描き残している「DEATH NOTE」という作品からは、可愛がっていた様子が見て取れた。

私も飼っている熱帯魚が死んでしまったらキレイな紙で包み、お線香をあげ、ベランダお墓(プラスチックのケースに土を入れたもの)に埋葬している。
そのうちどこかに土ごと埋めようと思いつつそのままになっていて、もし私がぽっくり死んだらベランダに不気味なものがある(゚v゚;ノ)ノ という状況が…。
もちろんカサカサになっているけど、混ぜると頭とか出てくる感じだったりする。

そうだ明日、雪が降る前に建物の敷地内にある畑に埋めさせてもらおうかなと、今思いついた。

…と話が脱線してしまったところで次回へ続きます。

www.fukahori-exhibit.jp

 

チートデイに…


展示を観に行ったのは日曜日、ちょうど楽しいチートデイでした。
まずはお昼に酸辣湯。
私が知らないだけかもしれないけど、札幌で酸辣湯の美味しいお店はないような気がしていたところに、TVで紹介されていたのを観て芸森とは同じ方向ということもあり、麺屋弘へ行ってみました。

かなりの具だくさんで、特にニンニクの芽の味付けが美味~!!
と~っても美味しく後味スッキリで、スープまで飲み干してしまいそうに…。

そして展示を観た後はやはりスィーツですよね~♪

ちょっとケーキでものつもりがこんなにヴォリュームのあるフレンチトーストをいただいてしまいました(ふ~と~る~)。
生クリームにアイスにメイプルシロップまで!もう天国だわ。
もちろんすっご~く美味しかったです(๑>◡<๑)

ろまん亭のモンブランが食べたかったのだけど混んでいて入れず、近くにあった花論珈琲茶房にしましたが、正解だったかも。
それにしてもこのお店、私ずっと花輪と勘違いしていて、よく見たら花論だったのね (;^ω^)