ゆるゆるループ、ときどきジャンプ。

おじいちゃん猫に音楽と映画そして日々の思いも

今日はモモの日です



7月も今日でおしまいだなんて、夏の時間って早く過ぎて行く気がする。
今年の札幌の気温は今のところ、昨年とは比べものにならないくらい過ごしやすい、いや暑くない。
今日やっと32℃超えだったようで、エアコンつけるかどうか迷ったものの、私は扇風機で空気をちょっと動かすくらいの方が心地よい。
その判断はコタ次第、コタが暑そうだったらスイッチを入れる。
猫も歳を取ると自分で温度調節するのが難しくなるようで、タオルケットの中に潜りこみ出てこないコタがサスガに心配になり…
顔だけでも出してみたり、タオルケットの上から扇いでみたり(;^ω^)

 

モモの旅立ち


7/31は15歳で旅立ったモモの命日だ。
その年の夏は暑く、1週間ほど入院して帰ってきたモモを、毎日のように朝病院へ連れて行き夜迎えに行くことを続け、小さくなってしまったモモの身体にさらに負担をかけてしまった。
当時はまだ、お世話になっているかかりつけ病院とのご縁はなく病院ジプシーで、住んでいた区でいちばん有名な病院へ行ってしまった、もうすがる想いだけで…。

その前年に亡くなったユウちゃんは突然死だったため、闘病は初めてのこと…
自分にはどうしてあげることがいいかの知識も経験もなく、ほぼ先生の言うとおりにしてしまい、今さら言ってもどうしようもないことだけど、モモには過酷な本当に可哀想な治療を続けてしまったように思う。


後になって思ったことは、先生や病院との信頼関係をしっかり築けていたら、後悔の念はいくらか軽くなるということだ。

10年たっても可愛かったモモのことより、可哀想だったモモの方ばかり思い出すのは私の性格の暗さなのかな…。

 

いつもベッタリだったユウちゃんとモモ

ユウちゃんが旅立った時、ひかれるかもしれないけど3日間ずっと、ユウちゃんに添い寝をして過ごした。
死んでしまった猫に生きてるコは近づこうとしないと聞いていたけど、うちの女のコたちは少し違い、モモはユウちゃんを探し続けていた。
そこに動かずいるのはユウちゃんなんかじゃない…って言ってるみたいだった。

シロちゃんにいたっては、夜になると私とユウちゃんと一緒に眠った。
3日目の夜はなぜかそばに来ることはなく、ユウちゃんと私だけにしてくれたのはシロちゃんの気遣い?

ユウちゃんを見送り、ベッドの横に作った祭壇…
モモがその祭壇の前の座布団の上に、毎朝起きるとちょこっと座っているのを見るのは辛かった。


残された4ニャンの関係にも変化が表れ、あろうことかマロがモモをいじめるようになってしまい、1度怪我をさせてしまってからは部屋を仕切りマロをモモから離した。
ユウちゃんがいなくなってからの1年半、1ニャンで過ごすことが多く、たぶんいっぱい寂しい思いをしたモモ…
闘病し息を引き取った時、「モモ、ユウちゃんのところにやっと行けるねヨカッタね…」って心から思えた。



今日は1日中、モモにお線香をあげ、時々お骨を抱っこして過ごしたのだけど、今でもお骨を胸に抱くと鼻の奥がつ~んとしてくる。
モモまた来年ね ^ ^
…って手元に置いているのでいつでも一緒なんだけど、命日はやっぱ特別な日。

 

 

仔猫の可愛さ再発見


近所のどこかの家から時々、猫の鳴き声が聞こえる。
もしかしたらコタのようにちょっと認知症なのかもしれない。
普通の鳴き方とは違っていて、しかもダニ声 ^ ^


モモはあんなに可愛い顔をして実はダニ声だった。
元々は保護猫というか、段ボール箱に入れきょうだい丸ごと保護主のおばあさんの家の庭に捨てられた猫だった。
全員引き取り手が見つかったのにモモだけが残ってしまったそう。
理由は全く人に懐かなかったこと、声が出なかったこと。

私は一目ぼれですぐに決めたのだけど、間に入った人に「甘え方もわからないコなので慣れるまで時間がかかるし、声帯がダメみたいで鳴けないから」と言われた。
でも先生は「私は鳴くと思いますよ」と言い、しばらく時間はかかったけど見事に鳴いた、ものすごいダニ声で (๑>◡<๑)

昨日、たまたま観た猫の動画…
普段、ほぼ猫動画って観ないのだけど、なぜか目につき観てしまった卒業するまでの保護猫ちゃんの動画に涙腺がゆるんでしまった。
猫が可愛いのはもちろんのこと、この保護活動をされている方の愛情と細やかな心遣いが本当に素晴らしくて (´;ω;`)

モモの件で間に入ってた保護活動の人のようにちょっと問題ある人もいるけど、そうじゃない人だっているわけで…

うちはユウちゃんが来たのは2ヵ月の時だったし、モモは4,5カ月、マロは3ヵ月…
コタとシロちゃんはお外のコだったため、私は1度もミルクから育てたことがない。
仔猫がミルクの順番待ちするだなんて可愛すぎる。


www.youtube.com

 

この後、次々とず~っと見続けてしまった。
収益は保護活動に充てるそうで…この方の動画はいっぱい観て協力したくなっちゃう。

何だかうちのコたちの仔猫時代も思い出して幸せな気分になり、いつも以上にコタを撫でまわしてしまいました。

 

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