すっかり初夏の陽気の札幌、連日気持ちの良い気候が続いています。
この時期ってこんなに暖かだったっけ？と思うくらい。
5月15日は2年前、15歳で旅立ったマロの命日、16日は4年前に亡くなったヒデキの命日、明々後日の20日は、9年前12歳で旅立ったシロちゃんの命日と…私にとっては忘れられない日が続く。
タイミングが大事
こたつの中に入ることがほぼなくなったコタ、起きている全時間を私の膝の上もしくは横に座り、思いっきり全体重でよっかかっている。
ちょっと立ちあがるだけでも鳴き、なかなか大変なことになっているため、如何にしてさりげなく出かけるかが日々のポイントだ。
コタが起きてこないうちに朝いちばんでスーパーへ買物に行くとか、コタから見えないところ（玄関や物置にしている部屋）で身支度をし、そのまま音をたてずに出かけるとか…
でも、時々ものすごくタイミングが悪く、予定を遅らせたり出かけるのをやめたりすることもある。
先週のバレエとリハビリ通院は、予約時間の関係でいつもより時間が後ろ倒しになり、コタが寝ているうちにというわけにはいかなかった、しかも最悪のタイミングでコタは起きてきた。
コタの一日の始まりは、ベッドから降りてきての私の抱っこから…
ちょうど出かける身支度をしている最中だったため、「コタちょっと待っててよ」と声をかけながら着替えを急いだのだけど、間に合わなかった。
いつもの倍くらいの声の大きさで鳴かれ、不安爆弾発動！
ソファーベッドの上に敷いているミニマットで、あっという間にオシッコをしてしまった。
とりあえずコタを抱っこしてなだめ、もう時間がなかったので濡らしたマットの上に毛布をかけ、そのままにして出かけた。
振り返るのって本当は悲しい
リハビリとバレエで疲れ、自転車を一生懸命こぎ急いで帰宅すると、今度はその毛布の上にリリースまで (T_T)
サスガにへこむ、時計は8時半をまわっている、おなかも空いた！
毛布とミニマットを片付け、汚れを取り除き、洗濯機を回し…
野球終わっちゃったかなとTVをつけたら、BSでヒデキの2時間番組が放送されていた。
はぁ～っ、心が蘇る～ ٩(ˊᗜˋ*)و
でも、ヒデキを振り返る番組で必ず流れる、最初の脳梗塞（マスコミ発表での）から復帰後のインタヴュー、途中で感極まり話すことができなくなり、隅にはけて泣き続けるシーンは可哀想でもう見たくない、お通夜の時の映像も…。
今まで看取った猫たちのことも、実はあまり振り返りたくない。
iPhoneのアルバムは自動でメモリアルしてくれちゃったり、1年前の写真が唐突に表示されちゃったり…それって本当にいらない。
心の準備がないまま、マロの写真が表示されると本当にドキッとして、一瞬、息ができないような気分になる。
非表示にしたらいいことに気づき、今は表示されないようになっているけど。
でもマロのことをちょっとだけ振り返る
コタは絶対こういう格好で寝たりしないのだけど、マロは大得意だった ^ ^
小さい頃から喘息持ちだったため、遊んではハーハーしていたけど…
それでもユラ家の末っ子として元気いっぱい遊んだ、そして豪快に眠った。
猫と暮らし始める前、何とな～く茶トラのコがいいな～と思っていた。
最初の猫はキジトラ、次に三毛猫、その次は白猫、そしてコタ…
最後に縁のあったのが茶トラのマロだった。
うちの猫たちは年功序列で、歳の順に私と眠る時のいちばんイイ場所、抱っこの順番などが自然と決まっていたのだけど、マロだけは順番が逆になってしまって、あまり甘えさせてあげることができなかったように思う。
マロの手足、クリームパンようにころんとしていて美味しそうだった ( ´ー`).｡oO
そんなマロと私の密接した時間は、毎朝のヨガの時。
私がヨガを始めると必ずやって来て、なぜかマットの上に寝転がった。
私の体によっかかり思いっきり邪魔をすることも…。
この時だけはコタに邪魔されることもなかったよね。
うちのコたちってみんな穏やかでぽわ～んとしていて、シャ～とかいうコは1ニャンもいなかった。
そんな中ではマロがいちばん気が強かったのかもしれない。
先生に驚かれたけど、十分穏やかだよねって。
先に旅立った3ニャンと一緒に過ごしているマロをイメージしながら、今年もお線香をあげて何度もお骨を抱っこして…
今日の1曲
…そんな今年の15日は日曜日、ちびまる子ちゃんでは毎年恒例、エンディングでヒデキの「走れ正直者」が流れた。
放送が続く限り、きっと永遠に続けてくれるのね…ありがとう。
この曲って、スカのリズムがひそかにカッコいい曲だったりする。
スカパラの演奏でヒデキが歌う「走れ正直者」なんか聴いてみたかったなぁ…。
