昨日、病院の待合室はホームランダービーにCHが合わせられていた。
自分の診察の順番を待ちながら、大谷くんの出番待ち。
ちょうど登場したところで私が呼ばれる運の悪さ (T_T)
ファイターズ時代はポーカーフェイスな印象の方が強かったけれど、メジャーに行ってからは本当に楽しそうで…
性格の良さはもちろん変わらないまま、キュートさが倍増している。
大谷くんを見ているとこちらまで嬉しくなり、ますます応援したくなる。
片道1時間の通院
手術後1週間経過、傷がくっつきました。
もう消毒はしなくてよいとのこと、傷口を保護しているガーゼを毎日取り替えるだけでOK。
ギプスもはずれ、ぐるぐる巻きからも開放されました ^ ^
今は手首の少し上あたりから中指の先まで添え木をあてています。
でも動きやすくなったけれど、こっちの巻き方の方が難しい…。
本州からは梅雨明けのニュースが届く中、札幌も連日30℃前後まで気温は上がり、待ちに待った夏がやって来た。
うちから病院までは片道1時間とちょっと遠く、しかも半分の30分は歩いている時間になる。
これくらいの距離ならまぁ苦でもないし、今はいちばん私の好きな季節…
ただ歩いているだけで気分がいいことに加え、この町がかなり自分の好みの雰囲気だってこと、初日に気がついた。
「琴似」という町
この「琴似」という町の印象はゴチャゴチャしてる、治安が悪そうー
子供の頃、通り魔事件のあったことが脳裏に焼きついているのかもしれない…。
10代の頃、この町に大きな楽器店があり、その中にミニ・ライヴができるスタジオが併設されていた。
私が高校生の頃は、まずはそこでライヴをすることから始まる…
みたいな風潮があったし、何かといえばそこが使われたため何度も足を運んだ。
昔はとにかくオーディションを受けないと、演奏する場などなかったような記憶。
当時はキーボードで、大学生と一緒にアメリカン・ロック(要は産業ロック)系のバンドをやっていたのだけど、ポリスやU2なんかが好きだった私は複雑な思いで…
それでも一生懸命やっていたし、音を合わせることの楽しさに15歳でハマってしまった。
その懐かしい楽器店もスタジオもとっくの昔になくなり、今はヤマハ音楽スタジオに変わっている。
そういえばそのダサダサのバンドで、たぶん何かのコンテストの予選を受けた時、審査員の中にまだ売れる前の玉置浩二が、つなぎを着て座っていた。
彼に興味を持ったことはないけれど、旭川に住居を兼ねたスタジオを構え、安全地帯のメンバーみんなで住み、1日中練習したり録音したりしている様子には憧れた。
札幌じゃないような感覚
札幌は道も広く町も整備されていて、一言で言うと小綺麗な都市だと思う。
そんなキレイな札幌で、小さな東京(のような町並み)を見つけた。
地下鉄「琴似駅」からJR「琴似駅」へと続く道、一車線の狭い道路の両側にびっしりとお店が並んでいる。
飲食店の多さと八百屋さんの数、札幌ではほとんど見ることのなくなった市場…
入り口は八百屋さん、中をのぞくとそこにはお魚屋さんやお肉屋さんが入っていて、それを見ただけで住みたい衝動に駆られた。
そして、高円寺の商店街にあったような絨毯やカーテンが並んでいる、昭和なお店を目にした時は「ここはどこ?」って気分に…。
古いお店が多いことも、野菜やお花の値段が安いことも、ちょっと私の認知している札幌の物価とは違っている。
札幌では有名な美味しいタイ料理屋さんがあり、インドカレー屋さんがあり…
それだけでも阿佐ヶ谷が思い出され、もう引っ越したいくらいだ。
残りの人生でもう一度くらいは引っ越しすると思うけど、雪のない場所に行くか、札幌から出られなければこの町を選ぶかもしれない。
紫陽花を楽しむ
先週まだギプス状態だった時、どうしてもお花を買って帰りたくて立ち寄ったお花屋さん。
紫陽花がキレイでしかも驚きの安さ!
でも、切り花の紫陽花ってすぐ首が垂れちゃって難しい~と店員さんに言ったら、ミョウバンをサービスでつけているとのこと。
茎の切り口を叩いてつぶすか十字に切り込みを入れ、ミョウバンをまぶすと長く楽しめることを教えてもらった。
もうすぐ1週間になるのに、葉は枯れてきたけどお花は元気なまま。
私の紫陽花史上、いちばん長く咲いてくれている ^^